40代男性「メリットが無くなったので民泊から撤退しました」

40代男性「メリットが無くなったので民泊から撤退しました」

airbnbを利用した民泊業は今や素人にできる副業とは思いません

私が民泊を始めたのは丁度2年前の頃で民泊が知れ渡り、競合ホストが増え始めた時期でもありました。
元より楽して稼げる副業ではないということは覚悟していましたし、一度営み始める以上本気で長いこと取り組み続けるつもりでしたが、あえなくこの度私も民泊から撤退することになりました。

理由は一言に民泊をこれ以上続けていくメリットは無いと感じたためです。
昔は空き部屋を利用するだけで月に大金を稼ぐことができた副業かもしれませんが、少なくとも今はそうではありません。
airbnbの運用を代行してくれる業者の登場、airbnb利用が可能な転貸可能物件等が登場し始めた頃から状況は変わってきていたのでしょう。

私は今airbnbの民泊は素人にできる副業であるとは思っていません。
現在民泊については賛否言われていますが、今民泊を全面的に肯定するのはホスト側としても、ゲスト側としても少々難しいように思います。
ここで述べさせていただくのは私がairbnbを利用した民泊からの撤退するに至った経緯と結果になります。

airbnbは空き部屋を利用した副業から一つの投資先になった

airbnbと民泊はもはや個人が小さくやる副業というよりは企業の一つの投資先と表現したほうが適切かもしれません。

私が民泊を始めた理由は勿論副業としてお金を稼ぐつもりだったからです。
民泊を初めてからの1年間はそれなりに稼ぐことができました。
家賃代を差し引いても月に安定して20万円前後収入があったので個人の副業としては成功していたといっていいかと思います。

私は転貸型ホストとして、出来る限り楽をしつつも取れる利益は全て取ることを意識して民泊を運営していました。
エアビーアンドビーの管理に代行業者を雇うこともありましたし、airbnbのサイトから清掃を代行業者に依頼したこともあります。
全ては作業を楽に且つ円滑に運ぶためでした。
また、もっといえば当時はairbnbの管理をしてくれる代行業者に支払う単価も安かったのです。

私が民泊を初めてから1年ほど経った頃、状況が変わってきます。
まず目に見えて変化したのはairbnbの運用をしてくれる代行業者の増加、民泊可能物件の増加です。
民泊ホストとして稼ぐのではなく、airbnbと民泊を取り巻く今の状況を活かして稼ごうとする人たちが増えたのです。

民泊ホストとして稼いでいた私は民泊業界が賑わっていくのが嬉しいような、なんか違うような複雑は印象を抱いていました。
その時は例え民泊が個人の副業から企業の投資先へと変化を遂げようとも、私は民泊ホストとして稼いでいくつもりでしたが現実はそれほど上手くいきませんでした。
民泊に対する風当たりが強くなるにつれて得られる価格が見合っているかどうか怪しくなってきたのです。

民泊に対する風当たりの強さは撤退するに値するものでした

私が民泊からの撤退を決意したのは、民泊で得られる賃金よりも民泊を続けることで得られるデメリットのほうが大きくなったと判断したためです。
撤退を決意した当時私は一月あたり10万円の収入がありましたが、その10万円を維持するために様々なリスクを払うようになっていました。

副業を行っている時点で本業を失うリスクがあるのは勿論、民泊に対する法規制、風当たりのきつい世論、airbnbが不許可な物件という事実、民泊を続けていく上でのリスクは増すばかりです。
月10万円稼げているといってもそれは最も良い時で、民泊運営の代行業者に支払う分などを加味すると5万円前後しか稼げない月も出始めました。

お金が稼げないのはまだよいのですが、民泊に対する風当たりが強くなるにつれ自分がやっていることへの疑問がまして生き、誇りのようなものを失っていくのを自覚するのが一番つらいことでした。
撤退を決めるまでの2ヶ間はエアビー代行業者に全て利益は度外視した上で管理を任せ、殆ど民泊と関わりを持たぬように意識していた気がします。
airbnbの賃貸や物件探しに関する広告を目にしただけで気分が悪くなるので軽いノイローゼだったのかもしれません。

とにかく民泊で得られるメリットはもはや何もありませんでした。

民泊からの撤退作業は撤退代行業者に全てを任せました

民泊が最も盛んな東京では今民泊撤退業者なる業者も存在します。

この業者を利用すればairbnbの管理を全て代行業者に任せており、部屋状況が把握できなかったとしても見積もりから引き払いまで全てを行ってくれます。
当時できるだけ速く楽に撤退作業を負えたいと思っていた私にとってこれはとても有り難いサービスでした。

例えairbnbセミナーに参加するような熱意があったとしてもこれから民泊業に参戦するのはなかなか大変なことだと思います。
私のように撤退しないよう、民泊業初心者の方を応援してはいますが撤退せずに民泊業で稼ぎ続けるというのはなかなか難しいことでしょう。
民泊で今稼ぎ続けるというのはそれほど簡単なことではないのです。